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湿った光に絡みつく情念と自然 © Yoichi Ochiai

桟橋の記憶 © Yoichi Ochiai

複製画の村の少女 © Yoichi Ochiai

【ライカプロフェッショナルストア東京】落合陽一写真展 「情念との反芻 - ひかりのこだま、イメージの霊感 -」を開催

2019/08/28

※10月12日(土)は、台風19号の接近に伴い、安全を考慮しまして臨時休業とさせていただきます。

これに伴い会期を1日延長し、13日(日)13時から19時までオープンいたします。


ライカプロフェッショナルストア東京では、メディアアーティスト・落合陽一氏の写真展 「情念との反芻 - ひかりのこだま、イメージの霊感 -」を、2019年9月5日から10月12日まで開催いたします。

また本写真展開催を記念して、展示しているプラチナプリントのプロセスを落合陽一氏と共に体験いただけるワークショップを9月28日に開催いたします。ワークショップの詳細については、こちらからご覧ください。

写真展 概要
作家:落合陽一
タイトル:「情念との反芻 -ひかりのこだま、イメージの霊感-」
期間: 2019年9月5日(木) - 10月12日(土)
会場: ライカプロフェッショナルストア東京 
東京都中央区銀座6-4-1 東海堂銀座ビル2階 Tel. 03-6215-7074
営業時間:11:00 – 19:00(日・月曜定休) 入場無料
展示:ライカM10-P、ライカM10-D、ライカSLとライカレンズで撮影された17点とプラチナプリント3点および立体作品を展示
企画・ディレクション:斎藤香織(Emohaus Inc.)
エンジニア:小山裕貴
主催:ライカカメラジャパン株式会社、落合陽一

アーティストステートメント
心の何処かにあるイメージを外界に探し求めて,今日も写真を撮る.光と闇が物理世界に見せる一瞬を探し求めて,世界の様々な場所を彷徨っている.光の滲みがおびただしい一本のレンズを片手に,物理世界に心象のスケッチが重なる瞬間を探している.オールドレンズの絶えず滲む光の中に,解像度が取り零したものを見ようとする自分がいる.あやふやになった輪郭の中に,滲む光の繊細な起伏に,情念のような何かを込めようと,すでに失われたコンテクストを探そうとする自分がいて,その情念を拾い集めようとする.この作業は,デジタルに幽かに残るイメージの霊感を手繰り寄せようとするようだ.一度捉えたはずの光を何度も調整し,何度も見返すうちに,滲んだ光が幾重にもこだましているような,そんな妄想に取り付かれる.その光はときに靄や霞のようで,絵画のようで絵画でなく,写実的であろうとしながらも現実を写しているようでもない.レンズとセンサというメディア装置を通じて,物理的なこの世界と精神的な環世界に通底する感覚を探している.デジタルから見える物質世界への憧れを突き詰めた先が質量への憧憬ならば,ここにある閉ループは,デジタルに切り取られたはずの物質世界と,僕の情念との反芻だ.

落合陽一 プロフィール
メディアアーティスト。1987年生。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)。
2015年World Technology Award、2016年Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards 受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeaders of Tomorrow選出。個展として「Image and Matter (マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」など多数開催。近著として「デジタルネイチャー(PLANETS)」、写真集「質量への憧憬(amana)」。イメージと物質、自然と計算機の境界を探求し、表現を追求。計算機科学・応用物理・メディア芸術の枠を自由に越境し活動している。https://yoichiochiai.com/