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CONNECTION by Leitz Phone 1|Vol.7

LEITZ PHONE 1 ロゴ

独自の表現を生業とする人物に取材。「Leitz Phone 1」を軸に、
それぞれの活動と写真との結びつきや、写真に対する思いを語っていただきます。

知らなかった新しい視点に出会える

「H.V.F.N」ディレクター/デザイナー

土井地 恵理子

第七回は、バッグブランド「H.V.F.N」のディレクター兼デザイナーを務めている土井地恵理子さん。ライカQ2を手にしてから写真にのめり込み始め、「Leitz Phone 1」が手元に加わってからさらに“ライカ”で写真を撮る喜びに目覚めたそうです。ふたつのライカの存在は、土井地さんの写真の趣味を深めるとともに仕事のクオリティを高めるパートナーのようになり、仕事に対するスタンスにまでよい影響を与えているそうです。「Leitz Phone 1」やライカQ2が土井地さんにもたらしたプラスの作用について、じっくりとお話をうかがいました。

土井地 恵理子イメージ1

視覚を通して得られる高揚感の大切さ

わたしがバッグブランド「H.V.F.N」を立ち上げた原点には、学生時代にロンドンへ留学した経験が大きく影響しています。もともと語学とファッションマーケティングを学ぶために渡英したのですが、強く記憶に焼き付いたことは、現地の人たちの色彩感覚でした。

日本とは違ってロンドンの人たちのファッションは、自分が好きな色を多彩に自由に楽しんでいると感じました。その発想をもとに、多彩な色で遊ぶ楽しさをネイルに落とし込もうとひらめき、ネイリストになったことがあります。洋服は着てしまったら自分では全体像を見られませんが、ネイルは自分の視界に入ります。ネイルという小さなキャンバスですが、女性の気分を高めてくれるものだと思ったからです。

それと同じアプローチで、バッグもまた自分の視界に入るアイテムなので、バッグのプロデュースにチャレンジしてみようと思ったことが「H.V.F.N」の起点になりました。

土井地 恵理子イメージ2

バッグブランド「H.V.F.N」ではブランドディレクターのほか、デザイン、生産、オンラインストアの運営に携わっています。バッグを製作するにあたって最も大切にしていることはデザインや色から伝わってくるワクワク感です。その感覚をベースにしてフェミニンなエッセンスを加え、シンプルなスタイリングのアクセントになるバッグを届けたいと考えています。

デザインや色彩といった視覚からの情報を大切する意識は、写真を撮り始めたことでさらに深まりました。
カメラへの興味は、学生時代に遊びで使っていたレンズ付きフィルムカメラに始まり、その後はトイカメラにしばらくハマってスナップや風景写真を撮っていたのがきっかけです。

本格的に写真にのめり込み始めたのはライカQ2を手に入れてからです。2年前に自宅を撮影してもらう機会があり、その時のカメラマンがライカのカメラを使っていました。撮影していただいた写真をカメラの液晶で見ただけで、えっ!? って驚くほど深みのある美しい画像だったんです。他のカメラで撮った写真との違いをすぐに感じとれるほどでした。


写真を撮ることは、視点を大きく変えること

ライカQ2で撮影する写真は奥行を感じさせ、発色の美しさがとても素晴らしいと感じています。もうこれ以上のカメラはもうないだろうと思っていたところに、「Leitz Phone 1」が現れました。

ライカとはいえスマートフォンである以上は、写真を撮ってもライカQ2には遠く及ばないだろうと考えていました。ところが「Leitz Phone 1」で撮影してみたら、ライカQ2に負けない写真が簡単に撮れて本当にびっくりしました。

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先日、惜しくも宿泊施設としての営業が終了した熱海の老舗ホテル「ニューアカオ」を訪れた際、いつも持ち歩いているライカQ2を忘れてしまったのですが、携帯していた「Leitz Phone 1」で撮影してみたら陰影が際立つ美しい写真が撮れて思わず感動してしまいました。これまでに使ってきたスマートフォンのカメラと比べものにならない美しさ。これはもうライカのカメラと呼ぶにふさわしいと思いながら、いまではライカQ2と「Leitz Phone 1」がわたしの愛用カメラになりました。

ライカQ2も「Leitz Phone 1」もふだんから持ち歩いています。もちろんバッグの撮影をしてSNSにアップをすることもあるんですが、写真を撮るモチベーションは他にもあるんです。
ライカQ2や「Leitz Phone 1」を持ち始めてからわたしの中に起こった変化は、カメラのファインダーをのぞくような視線や視点で街や対象物を観察できるようになったこと。対象物の魅力的な構図を無意識に考えたり、きれいな色をしたものがあればすかさずシャッターを切りたいと思えるようになりました。

撮った写真からデザインのインスピレーションを得ることも多々あります。例えば植物の葉を見て、どう撮影すればきれいなラインを表現できる構図で撮れるかを考え、その自然美のラインからデザインの着想がひらめいたりもします。写真を撮る趣味が、いつのまにか仕事にフィードバックされているんですよ。とてもいい循環が生まれていると思いますね。

また対象物を魅力的に見せる構図を考えることも、自分が手掛けたバッグを撮影をするときに役立っています。日々なにげない写真を撮ることが表現の幅や発想を大きく広げてくれています。

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情報も商品ももっとスピーディに届けたい

「Leitz Phone 1」を手にしてからは写真がさらに身近になりました。まさにどんな場所にでも持ち歩けるライカ。ライカQ2を構えると目立ってしまう場面でも、気軽にさっと取り出せて、すぐに撮れ、しかも撮った写真がライカクオリティなのですから。

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わたしは多彩な色味が大好きなのですが、モノクロ写真が表現する絶妙なコントラストや、白と黒の階調美も大好きです。「Leitz Phone 1」に内蔵されたモノクローム撮影モード「Leitz Looks」もよく活用しています。光と陰を表現したい場面や風景があればモノクロ撮影を楽しんでいます。撮影モードを切り替えるときも駆動がスムースでストレスがありません。

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海外旅行に行ける状況になったらぜひ「Leitz Phone 1」を持って旅に出たいですね。建築や風景、人々のファッションなど、日本とは違う海外の色彩を撮りたいです。地域によってはライカQ2を持ち歩くのが危険なところもあるので、そんなときに「Leitz Phone 1」をポケットに忍ばせて持ち歩くのがいいと思います。

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わたしが携わっているバッグブランド「H.V.F.N」では、春夏と秋冬の年2回新作を発表しています。今後は決まったシーズンに発表するスタイルを崩すことも考えています。年2回のコレクションラインは継続しながら、新作ができたときにはすぐに発表し、その時の気分を新鮮なままお客様にお届けできるようなアイテムも増やしていきたいです。

「Leitz Phone 1」なら、完成まもないバッグを魅力的に撮影し、SNSなどでスピーディに情報を発信することもできますね。

最近はみなさんリモートワークが増えて、オンとオフの境界線がなくなってきている時代。「H.V.F.N」のバッグもオンオフ両方のシーンで使えるデザインや素材使いを意識しています。お出かけをする機会が減っているなかで、たまのお出かけにはお気に入りのバッグを持ってウキウキした気分になってほしい。そんな気持ちをバッグに込め、多くの人に届けられたらうれしいですね。そのためには「Leitz Phone 1」が欠かせないデジタルツールになると思います。

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土井地 恵理子

土井地恵理子

バッグブランド「H.V.F.N」ディレクター/デザイナー。海外での生活やネイリストとしての色彩感覚を生かし、視覚からの高揚感を大切にしたものづくりを行う。セレクトショップやオンラインなどを中心に販売。趣味はサーフィン、カメラ。カメラについては今後ライカのフィルムカメラに挑戦したいと考えている。

HP : www.havefun.tokyo

Instagram :
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