Leica × Professional Ⅱ
― 美容師 福井 達真 ―
― 写真展「IN BOX ART」福井達真×小松敦トークイベント ―

©TATSUMASA FUKUI


ライカGINZA SIXでは、美容業界のレジェンド川島文夫氏が率いるカット集団「PEEK-A-BOO」のアートディレクター・福井達真氏が、90cm四方の木枠内で同じライティングや機材を使いモデルを変えながら撮影していくシリーズ「IN BOX ART」の写真展を開催しています。
この写真展は、2024年3月8日から7月11日までの開催ですが、3月11日には、福井氏と同じくライカを愛する美容師・小松敦氏をゲストにお迎えして、お二方によるトークショーを開催しました。早速ですがその模様をお伝えいたします。

Interview & Writer yoneyamaX





MC「まずは、今回の写真展の作家である福井達真さんに、展示作品についてお話しいただきます」

福井「今回の写真展「IN BOX ART」の撮影は、始めてから10年近くになります。美容業界では各種コンテストがありまして、美容師のコンテストなのにカメラマンのコンテストになりがちな風潮もあり、それらを観ていたら美容師のディレクション能力をもっと上げなければならないと思い、このプロジェクトを始めました。何もない箱の中に、美容師のやりたい事を詰め込んで表現しようという教育の一環でもありました。スタッフの為にやり始めたことなのですが、どんどん自分が楽しくなってきて、続けることになったのです。この作業はメイク担当の教育にもなるのですが、フラワーアレンジメントの方にもご参加いただき3人で進めているプロジェクトで、出来上がった作品は共作という事になります。このプロジェクトの基本となるBOXは今回、会場に運んできていますが、たった90cm四方の小さいBOXの中ですべてのストーリー、そしてアートを完結させるように制作しています」

MC「撮影はどのようにして行われていったのでしょうか?」

福井「ライティングは正面とサイドとバックの3灯を使用し、カメラを中心に構えて定点撮影をするとちょうど周辺にパースが付くようなイメージになるのですが、このようにカメラを使った表現がとても気に入りました」

©TATSUMASA FUKUI


小松「30年前くらいから、美容師がカメラを持って作品を撮るようになりました。当時はまだフィルムカメラだったのですが、現在はデジタルになって撮影が容易になり、特にここ10年くらいで美容師がどんどん作品を自分で撮るようになってきました。プロカメラマンとは違い、撮る被写体がヘア作品と決まっているので、普通はどうしても飽きたり色々な課題が見えたりしてくるのですが、福井さんは教育の一環とはいえ、クオリティを維持しつつも続けている事が凄いですね」

福井「この作品の制作は月1回と決めていたのも良かったんでしょうね。花も入っているので季節感を考えながら作品撮りができるんですよね」

小松「最初にBOXの中の撮影と聞いた時は、フラワーBOX的な撮影なのかなとも思ったのですが、これらの作品を観ていると、取り組み方にバリエーションがありとてもユニークで面白いなと感じました」

©TATSUMASA FUKUI


MC「このユニークな「IN BOX ART」のアイディアはどこから来たのでしょうか?」

福井「色々な写真集を観て影響を受けたのは事実です」

MC「福井さんは写真集を観るのがお好きで、数多くの写真集をお持ちになっているとお伺いしているので、その中にヒントもあったのでしょうね」

小松「どこかのショーウインドウのイメージもありますし、色々なところから影響されているのでしょうね。今回の写真展に関連して、ご自分の写真集も作っちゃったんですよね?凄い事です!このストアで購入できるようですが」


福井「この写真集の中には、43作品が掲載されています。画角はすべて同じなので、中のモデルさんがどの様に表現されているのかが一番の見どころですね。撮影中は楽しすぎて、あれもやろうこれもやろうと自由にやっています。モデルさんはすべて素人さんなんですけどね」

小松「プロカメラマンによる撮影の場合、クライアントがいて、モデル、ヘア、メイク、そしてファッション担当がいるので通常はチームで動くのですが、美容師の場合は、すべてを自分がダイレクトに作業できるので、イメージに直結した撮影ができるのです」

MC「とはいえ、ディレクションをすべて行う事は大変ではないでしょうか?」

福井「美容師の場合、お客さんに対してディレクション、そしてカウンセリングを行うのが日常なので、そこは得意分野かも知れません」

小松「我々は、時代感などを考慮して、その人の新しさを見つけながら作業していくという日常が続いていくんです。それらが作品に活かされているんでしょうね。今回、表に展示されている1枚の大判パネルに36点が集約された作品ですが、同じテンションで制作していった福井さんの情熱と「PEEK-A-BOO」の仕事のクオリティから生まれた作品なのでしょうが、これは素晴らしいですよ!」

福井「褒めていただいて有難うございます。(笑)」

小松「ライカGINZA SIXやライカストアでは素晴らしい写真展が多く、よく拝見しに来るのですが、ここに美容師の作品が展示されるということが本当に素晴らしい事ですよね」

©TATSUMASA FUKUI


MC「ライカストアでは、基本的にはプロフェッショナルフォトグラファーに写真展をお願いしているのですが、それ以外の職業の方の作品展は初めてかも知れません。

福井さんの作品にはクリエイティビティと力があり、とても素晴らしいと思います」

小松「ここでライカを買ったのが良かったのかな。(笑)」

MC「先日、福井さんのスタジオにお伺いして撮影している所を拝見したのですが、ライティングをとてもしっかりされているフォトグラファーだったんです。プロとはシャッターを切れる人ではなく、ライティングが出来る人と言われているので、福井さんは本物のフォトグラファ―だと思います。実際にその写真をカタログなどにも採用されていますしね。それでは、写真の魅力とはどのような事なのでしょうか?」

小松「結果的には写真に行き着くのですが、まずは道具が好き=カメラから好きになった感じでしょうね。我々は使う道具にはこだわる仕事なので、まずはカメラも良いものを選ぶというところからでしょうか。仕事がファッションに近い位置にいるので昔からヴォーグ イタリアやハーパーズ バザーを観たりして普遍的に美しいものを追い求めているんです。髪の形はモノとして残せないので、それを写真作品として残していきたいという気持ちがあります。動画の時代になりつつあるのですが、写真はその瞬間のベストな状態を捉えられるので究極の選択眼が必要になります。そのようにセンスを磨いていく事が美容師にも必要なのです」


MC「小松さんはどのように写真を始められたんですか?」

小松「僕は単純に機械好きからですね。子供の頃、周りのみんなはプラモデルを買いたがるのに、僕はカメラのショーケースの中を眺めながらいつかこんなカメラを使ってみたいと思っていました。大人になり色々なカメラを使い、いつかはライカという気持ちになりましたね」

MC「福井さんはどのように写真を始められたのですか?」

福井「僕はメカが好きという事もあり、まずは普通にカメラを買って使っていたのですが、最初の頃は人物を撮れなかったんんです。恥ずかしいと言うか、うまくコミュニケーションが取れない感じだったので、風景などを撮っていました。業界誌のプロが撮る写真を観るとそれは素晴らしいものでしたので、自分は、カメラは趣味だけに留め、ヘアで一流になろうと考えた時期もありました。そのうちに時代がフィルムからデジタルになっていき、身近で簡単に撮影ができるようになり、フィルムほどお金もかからなくなってきたので、もう一度、カメラを始めようと思いました。そして何のカメラを買おうかと思った時、赤いマークの「あれ」が欲しくなったのです。(笑)」

小松「僕はその頃、ライカのレンズが素晴らしいのは充分に分かっていたんですけど、ライカのデジタルはまだ信用していませんでしたね。センサーに疑問を持っていたのですが、あっという間にライカのデジタルは進化しました。最近は、初期のデジタルライカボディでさえも見直されていますよね」

福井「当時のCCDセンサーのカメラは今でも欲しいですよ」

小松「我々の身近な撮影現場にはプロのフォトグラファーとの仕事が多いのですが、それらを観て学ぶことも多く、現場では色々な工夫やアイディアが浮かんできたりしますよね」

福井「そうですね。プロの仕事を見ているうちにやはり自分でも撮影がしたくなってきて、美容師の目線で作品を撮りたくなり色々と考えた末、この白い箱の中での作品づくりに取り組むことになりました。アングルは固定でも中身が大事なんですよという事が言いたかったんです」

©TATSUMASA FUKUI


小松「同じようなシチュエーションと同じライティングでそれをやり続ける事は、実は簡単ではないですね。同じトレンドラインのヘア作品であっても、人と違う事がやりたい表現したいという美容師のプライドが出てきます」

MC「同じトレンドを追求していっても、人によって異なった結果になるという事ですよね。結局クリエイターやアーティストって、常に何か新しいもの、今までにないものを追求していきますから、それがオリジナリティに繋がるという事なのでしょうね。

小松「同じシチュエーションでも僕がヘアやカメラを担当したら必ず違ったものが出来ますからね」

MC「今日は会場に美容師さんもいらっしゃるのですが、ご自身で写真を撮ってみたいという方へのアドバイスは何かありますか?」

福井「ライカを持つ事でしょうか?(笑)自分はライカを持ったことで写真のスピード感が大きく変わりました。そして世界が広がりましたね。ライカのおかげで自分の人生の中に写真が入ってきて本当に良かったと思っています」

MC「美容師というご職業の中でも、ツールというものはとても重要だというお話がありましたが、カメラにもそれを求められているのですね」

福井「ライカはシンプルですよね。単純に光を取り込む機械なんだけれども、絞りとシャッタースピードと感度という必要な機能がシンプルに操作できるんですね。昔のフィルムカメラのように使えます」

小松「国産のカメラも素晴らしいものが多いのですが、ドイツを中心に職人が丁寧に作った、撮影にマニュアル操作で集中できるカメラと言えばやはりライカです。特にM型ライカは電源を入れなくても露出の設定ができます。それもスピード感のあるカメラと言えるのでしょう。僕はYouTubeもやっていて、本来は本業の話が多いのですが「美容師こそライカを使え!」というタイトルで動画を上げています。ライカはかなり高価ですから大事に使いたいですが、使いこなしたいという気持ちもあります。そういう憧れが常に持ち歩く写欲になるんですよね」

MC「本日、小松さんがお持ちくださったカメラをご覧ください。人気のブラックペイントのM型カメラで塗装が剥げ真鍮が表れてきています。とても魅力的なエイジドカメラになっていますね。小松さんはM型カメラですが、福井さんは現在ライカSL2というカメラをご使用中で、今回の作品もこの機種で撮影していただきました。このSLシステムはミラーレスというタイプで、最近の主流になってきています。そして今回発表になったのがライカSL3というカメラで画素数がアップしたり、チルトスクリーンが追加になったりしています。しかも小型軽量化されています」

ライカSL3


小松「より進化した現代的なカメラになりましたね。ライカは設定がシンプルであまりいじる所もなく、ホワイトバランスも優秀なので撮影は本当に楽です」

MC「今回の福井さんのような作品を目指されている方は、ぜひこのSLシリーズをお試しください」

小松「憧れの写真家が使っているカメラは気になりますしね。同じものは絶対に撮れないんだけどやはり憧れます。僕も、この写真家がライカを使っているんだ!という憧れから多大な影響を受けていますからね」

福井「先日ライカSL3をお借りして「IN BOX ART」の撮影をしてみました。そのプリントを観ると、かなりアップにしても細かなディテールが確認できます。この写真は数寄屋橋の水たまりの写真です」

©TATSUMASA FUKUI


小松「ライカ使いの方は黒の中にディテールが現れるってよく言いますよね。そして雨の日に撮影に行くんです。雨の日の路上が大好きなんですよね。基本的にアンダー気味の写真が多いんです。影が大好物なんですよ」

MC「ドイツのレンズは、いかにグラデーションを出すかという所を最重要視して設計していますので、黒は黒でつぶれないし、白は白で飛ばないレンズが多いですね。そのかわりに高価なレンズ硝材を使うので値段は高くなってしまいます。福井さんの作品の中にはモノクロームもあるのですね。モノクロ写真はいかがでしょうか?」

福井「モノクロ写真も大好きですので、今回、カメラ内のモノクロ設定でモノクロームの作品も撮影してみました。素晴らしい結果でした」


小松「ライカと言えばモノクローム写真というイメージがありますよね。僕はモノクロ専用のライカM10モノクロームというカメラも使っていて、実際にモノクロしか撮れない特別なカメラなのです。モノクロ専用のセンサーの解像感も素晴らしいです。モノクロ写真の歴史は古いのですが、いまだになくならないですからね」

MC「逆に写真展などではモノクロームの作品が増えてきているようなイメージです。モノクロ作品は色を想像させるので、カラー作品と比べると観ている時間が長くなる傾向にあるようです」

福井「僕たちの先生が修行されたロンドンのヴィダルサスーンでは、60年代のヘア作品を出したのが最初だったんじゃないかなと思うんですけど、それがモノクロ作品だったんですよね。有名なファイブポイントとか、レジェンドの作品があるんです。我々、美容師からするとショートボブと言ったら川島先生が作ったヴィダルサスーン時代の作品があります。それもやっぱりコントラストがはっきりした大好きな作品です」

小松「ヘア写真作品としては川島先生に追いついたんじゃないですか?」

福井「言えないです。(笑)」

小松「僕が会ったら言っておきますよ。『先生、福井さんの作品展を観てきた方がいいですよ』って。(笑)」

福井「ここに、今回ライカSL3で撮影した撮りおろしの最新作もあります」

©TATSUMASA FUKUI


小松「モデルもヘアも構図も最高だね。このグラフィックというか、バランスのとり方が優秀ですよね。いや本当に素晴らしい!」

福井「ライカを使えばこんな作品も撮れるんじゃないかなって、普通に思っちゃいますよね」 小松「そうは言っても、ヘアのディテールの細かい所とかモデルさんの表情やポーズなどのひとつひとつが気になるものなんですよ。そんな時にカメラの設定まで気にしていると集中できなくなるんです。そこに信頼性の高いカメラがあると撮影に集中しやすいですよね」

MC「そこもライカのいいところではないでしょうか?」

小松「自分が憧れている機材を使用しているというメンタリティは、とても重要なんじゃないかなと真剣に思いますよ」

福井「この作品も撮って出しの作品です」

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小松「撮って出しでこのメイクのクオリティを写し出せるSL3の解像度はすごいですね。うん、素晴らしい!」

福井「これは最新作ですので、ぜひ観てください」 MC「福井さんがライカのお好きなところはズバリどういったところなのでしょうか?」

福井「またメカが好きという話に戻りそうなんですけど、まずは持った感じもそうですが、本当にマニュアルのカメラっていう感じのところがいいですね。自分の感覚に近い所で操作できるところが好きですね」

MC「なるほど。持ったときの金属感だったり、レンズの重さだったり、マニュアルのファンクションだったり、絞りだったり、そういうところが気に入られたのでしょうね」

福井「そうですね。ふらっと撮影に出て行くときはライカSLにMレンズをくっつけてマニュアルで撮影しています」

MC「MシリーズからSLシリーズに変えた動機はなんだったのでしょうか?」

福井「作品を撮るために、マニュアルレンズでレンジファインダーを使用するとなると、撮影までの時間がかかったりする事もありますよね。そこで、仕事で使うと割り切ってオートフォーカスのライカSLシステムにしました。それまではライカM10を使っていたのですが、ライカSL2が発売されたと同時に購入しました。たぶんこのモデルを一番最初に買った美容師なんじゃないかなと思います。Mレンズも持っていたんですけど、やはりオートフォーカスというのが一番の魅力でしたね」

MC「現在ご使用されているレンズは24-90mmのズームレンズですよね?」

福井「はい。このレンズは重たいんですけど持ち歩けないわけじゃないので。でも、例えば60年前の古いレンズでもこのボディに使えるっていうのはすごい事ですよね」

MC「そうですね。遡れば1954年にライカM3が出て、その時にMバヨネットのレンズが発売されたんですけども、いまだに同じシステムなんですよね。しかも1930年代のスクリューマウントレンズでも、アダプターを介してこのカメラに使えてしまうという互換性がすごいですよね」

小松「35mmフィルムの定義もライカですよね。もともとは映画用のフィルムから始まってライカ判と言われるサイズです。今はそれをフルサイズと呼び、世界の写真関連メーカーが基準にしていて、とても歴史がある。僕のこのレンズはライカ ズミルックスという復刻されたものですが、例えば自動車メーカーはわざわざフェアレディZを復刻して作ったりしない。意地でも違う新しいデザインにしたり、違う新しいスペックを載せたりするのに、ライカは自社の古いレンズを忠実に復刻し現代に蘇えらせるという、この変態度合いが凄いです!なぜこれを購入したかというと、このレンズのオリジナルは僕の生まれ年に発売されて、その描写を味わいたいがために欲しかったんです。入手までは少し、いやだいぶ待ちましたけどね。(笑)ライカのレンズは発売されても1年待ちなんて当たり前で、アポ・ズミクロンの35mmなんて数年待ちと言われてますよね」

福井「あとで予約しなきゃ。(笑)」

MC「ご迷惑をお掛けしています。手作りなものですから。。。」

小松「でもそこがまたいいんですよ。外注しないから限られた職人さんたちだけで、毎日何本かのレンズしか作れない。それを世界中のライカユーザーが待っている。 来月、表参道に国内の路面店としては、銀座と京都に続いて3店舗目の路面店のライカストアがオープンするんですよね。それがなんと!僕の職場から歩いて10秒なんですよ。とんでもないことが起きてしまって困ってます!これはもう毎朝ライカで朝食を食べようかと(笑)」

MC「毎日来てくださいね。月曜の定休日以外で(笑)」 小松「ライカのお店では機材を売るだけじゃなくて、写真展もやっていますよね?小冊子のライカスタイルマガジンなども配っているし」

MC「そうですね。ライカストアでは必ず写真展示の場所を設けています」 小松「そしてライカってなかなかご自身のことを宣伝しないですよね。それがまた奥ゆかしいというか、日本人の品性や感覚に合う感じがします」

MC「ライカを褒めていただいて光栄です。ありがとうございます」

小松「いまライカさんは業績がよろしいそうですが、それは何かな?って考えると、作る製品や仕事にプライドを持っているし、どこにでも売っているわけでもない。簡単には手に入れにくいので、わざわざそこに行って、実際に触れてみないとわからないですよね。そしてその良さは、手に持てば必ずわかります」

MC「高いのにはやっぱり理由があって。それだけのものを作っているということをご理解いただきたいですね。ひとつひとつのパーツにしても、削りだしの金属パーツを使っていたりレンズも非常に高級な硝材ばかり使っていたりして、結果的にそれらを組み合わせていったら、「このお値段になってしまいました。」と言うイメージなんですよね」

小松「我々、美容業界もライカのように本質的な部分で頑張らないといけないですね」

MC「業界は違いますがお互い頑張っていきたいですね。色々と楽しいお話をお伺いしてきましたが、これらの内容を踏まえて、今一度、福井さんの写真展をご覧いただければ幸いに思います。福井さん、小松さん、本日は有難うございました」