【ファームウェア】「ライカM10-P」「ライカM10-R」「ライカM10モノクローム」最新版ファームウェアを公開

ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー、以下ライカ)は、「ライカM10-P」「ライカM10-R」「ライカM10モノクローム」の最新版ファームウェアを公開いたしました。この最新版ファームウェアをインストールすることにより、画期的な機能であるライカ・パースペクティブ・コントロール(LPC)が追加できます。ライカ・パースペクティブ・コントロールとは、カメラ内蔵の傾斜センサーを使用し、カメラが水平に保たれているか、上下方向にどの程度傾いているかを検知し、検知した情報に基づいてコンピュテーショナルイメージング処理を行い、特に建築写真で顕著に現れるパース歪みを自動的に補正する機能です。コンピュテーショナルイメージングとは、カメラ内部のアルゴリズム処理を活用して画像を生成する手法のことです。 


ライカ・パースペクティブ・コントロールでは、パース歪みの補正によってトリミングされる範囲を液晶モニターの画面で確認することができます。DNG形式で撮影した場合は、元の画像データはそのまま保存され、補正データはメタデータとして記録されます。この画像データを『Adobe Lightroom』や『Adobe Photoshop』に取り込むことで、補正データが自動的に適用されます。補正データは適用せずに削除することもできます。JPEG形式で撮影した場合は、カメラ内部でライカ・パースペクティブ・コントロールによる補正処理が自動的に行われ、補正された画像だけが保存されます。 


ライカ・パースペクティブ・コントロールには、画像処理ソフトなどを使ったマニュアルでのパース歪み補正と比較していくつかのメリットがあります。まず、補正がカメラ内部で自動的に行われるため、マニュアルよりも高速に補正できます。また、DNG画像では補正された画像データを保存する前にトリミングされる範囲を示す枠が表示され、JPEG画像では撮影直後に補正された画像が表示されるため、構図の確認や最適なレンズの選択が容易に行えます。さらに、カメラ内蔵の傾斜センサーが測定したデータに基づいて補正が行われるため、直線が含まれない被写体でも補正が可能です。 


新開発のライカ・パースペクティブ・コントロールは、「ライカM10-P」「ライカM10-R」「ライカM10モノクローム」の3機種に提供します。ライカ・パースペクティブ・コントロールを追加できるファームウェアは、ライカカメラジャパンHP(www.leica-camera.com)から無償でダウンロードできます。ファームウェアをダウンロード後、記載の手順に従ってファームウェアをアップデートすることでライカ・パースペクティブ・コントロールを追加できます。