ミトグラフの “Everyday Carry”　

自己紹介

皆さまこんにちは、私ミトグラフこと三戸心平と申します。
私は語学留学で訪れたNYの地でファッションショーを観る機会があり、そこの会場に出入りしている人たちの格好良さに感銘を受けて、ファッションスナップを撮り始めました。
毎日午前中は語学学校、そして外が暗くなるまでSOHOというエリアで、街を練り歩きファッションスナップを撮っていました。
その後、世界にはもっと素敵な人がいるかも知れないとNYにとどまらず世界四大コレクションといわれる、ロンドン・ミラノ・パリまで行ってファッションスナップを撮るようになりました。
そして今回東京でも、楽天ファッションウィーク東京にて、公式フォトグラファーとしてショー内外の写真を撮らせて頂きました。
今回はその中から会場内外で撮影したファッションスナップをお見せしたいと思います。

実は人に話しかけるのが苦手だった

実は昔から人に話しかけるのがすごく苦手だったんです。
また、ファッションスナップを撮り始めたのが海外だったため語学力も頼りなかったばかりか、写真力にも自信がなく、ファッションについてもそんなに知りませんでした。
自信のなさと人見知りな性格が合わさって最初の一歩がすごく大変だったのを覚えています。
ただ、当時ブログが流行り出したタイミングで、みんな有名になりたくて誰にでも写真を撮ってもらいたがっていたんです。
そのお陰でまず一枚写真を撮った後はどんどんのめり込んで撮影していきました。
そしてラッキーにもファッションが好きな友人たちが周りにいて、その友人たちと毎日のように道ゆく人々を見ながらファッションのことを教えてもらっていました。

ファッションスナップの魅力

ファッションスナップの醍醐味はなんといっても新しい方との出会いだと思います。
素敵だと思った人と写真を撮ることで出会い、その繋がりがまた次の繋がりを作ってくれたりします。
そうして今ではたくさんの方と知り合うことができました。
また、話すのが苦手だったシャイな僕の背中を後押ししてくれるかのように、シャッターが褒め言葉となって相手に届けてくれる。というのはとても有り難かったです。

SAKI NAKASHIMA　　NANAHO EZAKI　　LISEI　　SAYA HONNO
モデル(TOMORROW TOKYO)

田迎生成　　泉はる　　KEITO
モデル(image)

KAZANE　　LEON　　KOUSUKE
フリースタイルフットボーラー

愛用機材

今回のファッションウィーク中に撮影したカメラボディは「ライカSL」(Typ601)と「ライカSL2」の2台、レンズはLマウントアライアンスのf2.8/70-200mm、f4/16-35mm、f2.8/24-70mmの3本を使用しています。
ファッションウィークの会場はブランドごとに決まっていますが、実際に足を運ぶまで、どのような環境で撮影できるのか分からないことが多いためどんな環境でも撮影に対応できるように広角から望遠までを使用しています。

私が実際に使用した感想ですが、ライカM型は自分の手の届く範囲をより鮮明に写すことにとても優れていて、ライカSLシステムは自分の手の届く範囲をさらに遠くまで広げてくれるカメラだと思います。
どちらも素晴らしいカメラであることは間違いありませんが、何を撮りたいかによって使いたい機材は変わるのではないかと思います。

あなただけの好きなことを突き詰める

私の場合たまたま他者への憧れが強く、素敵な人とはどんな人なのだろう？という問いがきっかけで、ファッションスナップを始めることになりました。
そして、その疑問が私の人生を大きく変えることになるとは思ってもいませんでした。
ただその一歩を踏み出せたのは、写真やカメラが背中を押してくれたからでした。
まずは身の回りの物の写真を撮ってみると、自分は何が好きでどんな人たちに囲まれているのかに気づくことができると思います。
そしてそれらの写真があなたの写真をネクストステップへと連れて行ってくれるかもしれません。
この記事で少しでも皆さんの写欲を掻き立てることが出来れば嬉しく思います。

使用機材：ライカSLシステム

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