CONNECTION by Leitz Phone 1 | Vol.1
「ETRÉ TOKYO」クリエイティブディレクター JUNNA
独自の表現を生業とする人物に取材。「Leitz Phone 1」を軸に、それぞれの活動と写真との結びつきや、写真に対する思いを語っていただきます。
第一回は、人気ライフスタイルブランド『ETRÉ TOKYO』クリエイティブディレクターのJUNNAさん。写真好きの母の影響で子どもの頃から写真に慣れ親しんできたJUNNAさんにとって、写真撮影は重要なライフワークのひとつになっているそうです。ファッションブランドのクリエイティブディレクターの肩書を持つ仕事柄、洋服を撮影することが日常的で、表現や作品ともいえる写真の数々をSNSにアップすることも欠かせない仕事の一部であり、それによってたくさんのフォロワーを魅了しています。これまではライカのコンパクトデジタルカメラ、ライカD-LUXを愛用されてきましたが、「Leitz Phone 1」に出会ったことで、撮影スタイルや写真に対するスタンスが大きく変わったといいます。ライカ×スマートフォンがもたらす相乗効果によってJUNNAさんのクリエイティビティはさらに加速し、これまで以上にライカ愛が大きく膨らんでいるそうです。今では「Leitz Phone 1」にすっかり夢中だとか。それほどまでに惹かれているこのスマートフォンの魅力について語ってもらいました。
光の表現をリアルに写し出す
ライカの“らしさ”がたっぷり詰まっている
ライカのカメラはライカD-LUXを数年前から所有していて、仕事からプライベートにいたるまで愛用しています。購入したのは自身のファッションブランド『ETRÉ TOKYO』を起ち上げた2017年。人生の大きな船出をする記念の意味と、これから自分がプロデュースする洋服を撮影し、美しい映像作品としても残しておきたいと考えたからです。もともと写真を撮ることが大好きで、ライカは憧れの存在でしたから存在はもちろんよく知っていました。ライカD-LUXを手に入れた当時、わたしの撮影スキルで使いこなせるか不安でしたが、ライカの描写性能を借りればわたしの写真レベルがワンランク上がるかもしれないと期待したんです(笑)。実際に使ってみると、とても立体感のある写真が撮れることに驚きました。たとえば洋服を撮影すると、その繊維の質感まで細密にとらえ、ツルっとした生地感やふわふわしたテクスチャーまでもしっかりと表現してくれるんです。やっぱりライカって別格のカメラなのだとあらためて実感しましたね。
それほど思い入れの深いライカが、スマートフォンになったと聞いたときは正直びっくりしました。いったいどこまでライカの性能をスマートフォンに落とし込めるのだろうかとワクワク感もありました。そして実際手にしてみたら、期待を大きく超えてきたのです。まずデザインの美しさ。ライカカメラのルックスを継承していて、ライカならではのオーラも感じさせてくれます。仕事現場に「Leitz Phone 1」を持って行くと、いつも注目の的になります。なかには「ライカのカメラってこんなに薄くなったの?」ってびっくりする人もいるくらい。「カメラじゃなくてスマートフォンなの」っていうとさらにびっくりされます。それほど洗練された完成度の高いデザインなのだと思います。
もちろんいうまでもなく描写力も素晴らしく、目で見たままの色をしっかりと表現してくれます。洋服を撮影することが多いので、つねに色の再現性を重要視しているのですが、これまでのスマートフォンカメラでは光の加減によって赤みが強調されたり、黄色みを必要以上に拾ってしまったりと納得のいく写真がなかなか撮れませんでした。でも「Leitz Phone 1」で撮影した写真はライカD-LUXで撮影するのとまったく遜色がないんです。そのうえボケ味まで上手く表現できる!レンズ交換をしていないのに。その描写性能の凄さには思わず動揺しました(笑)。スマートフォンカメラの常識を軽々と飛び越えていると思いますね。
モノクロはカラーよりも鮮やかでカラフルに見える
わたしが写真を撮るうえで最も配慮している点は、撮影する時間帯です。アパレルブランドのクリエイティブディレクターという仕事柄、何よりも洋服を撮影することが多いのですが、朝に撮るときと夕方に撮るときでは、目に見える明るさは同じでも色の出方が変わります。朝の光は白っぽくクリーンで、夕方の光はオレンジが加わります。だから洋服によってどの時間帯に撮ればより魅力的に見せられるかタイミングを考えて撮影しています。シルクやサテン生地は、光量が少ない夜に撮るとかえってツヤ感が強調されて印象的な写真になるんです。そうした微妙な光の違いによる差異を「Leitz Phone 1」はしっかりととらえ、美しく描写してくれます。 「Leitz Phone 1」の機能で特に気に入っているのが「Leitz Looks」というモノクローム写真モードですね。わたしはモノクロ写真が昔から大好きで、その理由はカラー写真以上に色を感じられるから。白と黒の多層的な階調の中から鮮やかな色味が浮き立ってくるように想像ができるんですよ。わたしの目にはとてもカラフルな世界に見えます。風景、建築、フルーツや野菜などをよくモノクロで撮っています。動物を撮っても面白くて、むしろ生き生きと見えます。夜景でさえもモノクロで撮ると鮮やかな世界を想像させてくれます。
モノクロ写真ならなんでもいいわけではなく、白と黒の強弱と濃淡が繊細に表現された写真じゃないとだめですね。「Leitz Phone 1」の「Leitz Looks」モードで撮影したモノクロ写真は、わたしが理想とする奥深いモノクロ表現を実現してくれます。本当はSNSにアップする写真ももっとモノクロを採用したいのですが、洋服の色をきちんと見せる使命がある以上そうもいかないのが歯がゆいところです。今後は、ここぞというときにはモノクロ写真を積極的にアップしたいなと思っています。この先、「Leitz Looks」モードを使いこなしていくのがとても愉しみですね。
ライカのクオリティをカジュアルに扱える
「Leitz Phone 1」に出会ったことでわたしの写真ライフが大きく変わっていきそうです。もともと写真を撮ることはわたしにとっては呼吸のようなもので、それこそ朝起きてから夜眠るまでシャッターを押し続けています。心が高揚する瞬間にシャッターを押し、かわいいものや美味しいもの、珍しいものを見つけてはシャッターを切っています。「Leitz Phone 1」を手にしてからは以前よりさらにフットワーク軽くシャッターを切れるようになりましたね。ライカD-LUXは、よし写真を撮るぞというときに携帯するのですが、「Leitz Phone 1」はスマートフォンとして、ずっと持っているので、いつでもどこでもシャッターチャンスがあります。
人物を撮影するときでも、本格的なカメラを取り出すと被写体によけいな緊張感を与えてしまいがちですが、スマートフォンのカメラなら撮られる人もリラックスしてくれるので、自然体の写真が撮影できます。それでいてライカの本格的なカメラに匹敵する美しい写真が撮影できるのですから申し分ありません。また、料理を写真に収めたいときに、レストランなどカメラをちょっと出しにくいところでも、スマートフォンなら、さり気なく撮影ができます。ライカの高いクオリティを、カジュアルに扱えるところが「Leitz Phone 1」のいちばんの魅力だと思いますね。
それからSNSにすぐ直結できるのもスマートフォンカメラの強みだと思います。PCやUSBなどを介することなく、撮った写真をすぐに誰かとシェアできるって本当に便利です。
優れたデザインや機能だけではなく、専用アクセサリーもわたしの心をくすぐりました。シリコン製のケースにはライカならではの赤いロゴマークが付いていてライカ好きにはたまりません。わたしはブラックの専用ケースを装着していますが、他にレッドとサファリのカラーもあり、それもまた欲しくなります。気分よって着せ替えるのもいいかも。
それからアルミニウム製レンズキャップもそそります。これを着けるとライカのカメラそのものに変身しちゃいます。レンズキャップを装着した「Leitz Phone 1」を見た人が新作のカメラと見間違えるのも無理もありません。マグネットによってカチッとはまるその感触も心地いいんですよ。 「Leitz Phone 1」については、これ以上こうあってほしいという要望点が見当たらないくらい、わたしにとっては満点のスマートフォンです。スマートフォンなのに持っているだけでライカのカメラを所有しているのと同じ高揚感も味わえますから。
今後の進化も愉しみなのですが、今はとにかくこの「Leitz Phone 1」がライカ好きのわたしにとっては我が子のように可愛い存在(笑)。毎日愛でて、毎日愛用しています。これから仕事でもプライベートでも、1枚でも多く心に残る写真をどんどん撮っていきたいと思います。
『ETRÉ TOKYO』
クリエイティブディレクター
JUNNA
東京生まれ。ダンサー、タレント、DJ、ファッションブランドのプレスなどを経て、2017年にライフスタイルブランド『ETRÉ TOKYO』を起ち上げ、クリエイティブディレクターに就任。“物質的な豊かさではなく、ココロが豊かになるようなきっかけづくりを提案したい”というブランドフィロソフィーをかかげ、数多くの女性から支持を集めている。同時にSNSマーケティングに特化したスタイルで、新作発売日には即日完売が続く人気ブランドに成長。また自身のPR力を活かし、インフルエンサーとしてさまざまな企業やブランドからのオファーが絶えず、ファッション業界内外で大きな注目を集めている。独自のフォトセンスが発揮されたインスタグラムも話題。
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