【ライカギャラリー東京/ライカプロフェッショナルストア東京】山岸 伸・佐藤倫子 二人展 「伸 ✕ YAMAGISHI ✕ 倫子」 / ライカ銀座店

ライカギャラリー東京およびライカプロフェッショナルストア東京にて、山岸 伸と佐藤倫子の二人展を2022年1月28日より開催いたします。初の試みとなる、山岸と佐藤による夫妻での二人展。今回のために撮り下ろした作品が各々のテーマを軸に奥深く、幅広く展開されます。
山岸が掲げるテーマは「GOKAN」。五感を刺激する被写体を、プロフェッショナル仕様のミラーレスカメラ「ライカSL2-S」で力強く捉えました。佐藤のテーマは「MARINELAND」。水族館の生き物を被写体とした幻想的なクリエイティブスナップをご堪能ください。




ある日、ライカが舞い降りてきた。そんな印象でした。写真展を開催するには、
まずテーマ、作品がありそこからどう展示するかに進みますが、今回は違いました。
初めて撮るこのカメラ、ライカをどれだけ自分のモノにするか、そこからのスタートでした。
2人にとって初めての経験でもあり、挑戦でもありました。常に現在進行形でありたい。
全てこの写真展に向けての撮り下ろし作品です。是非、ご高覧いただけましたら幸いです。

 山岸 伸・佐藤倫子  



写真展 概要

タイトル:伸 ✕ YAMAGISHI ✕ 倫子
     山岸伸 「GOKAN」 / 佐藤倫子 「MARINELAND」
会場:ライカギャラリー東京(ライカ銀座店2F)、ライカプロフェッショナルストア東京
住所:東京都中央区銀座6-4-1 2F  Tel. 03-6215-7070
期間:2022年1月28日(金) -  5月10日(火)
   *ライカギャラリー東京は月曜定休、ライカプロフェッショナルストア東京は日曜・月曜定休


写真集「伸×YAMAGISHI×倫子 GOKAN × MARINELAND」発売

今回の写真展の展示作品を収録した写真集「伸×YAMAGISHI×倫子 GOKAN × MARINELAND」を、ライカオンラインストアおよび写真展会場であるライカギャラリー東京/ライカプロフェッショナルストア東京にて販売しております。

「伸×YAMAGISHI×倫子 GOKAN × MARINELAND」 販売ページはこちら




「GOKAN」
山岸 伸 Shin Yamagishi

「DDD」とボディーに刻まれたデビッド・ダグラス・ダンカン氏の「ライカフレックスSL」を、お世話になっている画廊の社長さんから「このカメラで良い写真を撮ってください」と1年前、手渡されました。それから毎日フィルムを詰め込み持ち歩きましたが、今日の今日まで納得いく写真はまだ撮れていません。カメラの重さと、このカメラを預かった責任の重さで、まだまだ皆さんにお見せすることはできません。4か月前に、ふらりとライカストアに入り、初めてデジタルのライカを触ることができました。翌週、妻の佐藤倫子と再度訪れ、カメラを購入することを決心しました。それから今日まで、その1台のカメラでこの作品を撮り上げてきました。私にとっては、非常に珍しい作品になっています。是非、見て頂ければ幸いです。

プロフィール
俳優 • アイドル • スポーツ選手などのポートレー トを中心に、広告 • グラビア • 雑誌撮影など 出版した写真集は400冊を超える。『北海道 遺産 • ばんえい競馬』『世界文化遺産賀茂別雷 神社(上賀茂神社)第四十二回式年遷宮~正遷 宮迄の道~』など分野も多岐にわたる。15年 撮り続けて1000人を達成する写真展「瞬間の 顔」などが評価され、2016年日本写真協会作 家賞を受賞。そのほかテレビなどメディアへも多く出演、及び審査員など幅広く活躍。 公益社団法人 日本写真家協会 会員  公益社団 法人 日本広告写真家協会会員  とかち観光大使 




「MARINELAND」
佐藤倫子 Michiko Sato #rinco

何を撮ったらいいのか。この2年、世の中の状況に私自身フリーズしたまま時が過ぎていた。そんな中、ある日、ライカが舞い降りてきた。まるで水を得た魚の様に、私に「写真を撮る」意欲が湧いてきた。新江ノ島水族館との御縁はそんな私に撮る楽しみ、難しさを改めて感じさせ撮ることに挑戦という言葉がよく合う感覚にさせていった。水族館にいる生き物達は、地球上のこの事態を知ることもなく、淡々と生きているみたい。そんな彼らを目にして、それまでの眠っていた感性を目覚ましてくれたかの様に私はこのライカで夢中に写真を撮り続けた。その視点はこの水族館に留まらず日常の空間で撮るという行為へも続いていった。そう、私は写真を撮ると自問自答し続ける。そんな私にライカはじっと、そっと寄り添い、苦悩する私を静かに見守るかの様に何かを諭すかの様に、写真で表現をしてくれた。

プロフィール

株式会社資生堂宣伝部写真制作部に入社。退社後、フリーランスに。
広告写真から作家に転向。佐藤独自のオリジナリティあふれる構図でその世界観を切り抜くクリエイティブスナップ作品を都内中心に個展・グループ展を開催、創作を続ける。2018年の個展ではAI (人工知能)を取り入れた最新のテクノロジーを駆使した写真展を東大名誉教授、コンピューター・アーキテクト坂村健氏総合プロデュースで開催。2021年3月に銀座5丁目THEGINZASPACE、銀座8丁目吉井画廊で個展「creative snap」同時開催。
公益社団法人 日本写真家協会 会員。ニッコールクラブアドバイザー。