ライカ マクロアダプターM
Mシステムに装着する接写用のアダプターです。
花や昆虫などを接写するマクロ撮影の際に非常に便利です。
「ライカ マクロ・エルマーM f4/90mm」と組み合わせると倍率1:3のマクロレンズとして活躍します。
※ライブビュー撮影でのピント合わせのみ使用可
「ライカ マクロ・アダプター M」はマクロ撮影用のアクセサリーで、M型カメラ本体と「ライカ マクロ・エルマーM f4/90mm」との間に装着して使用します。ヘリコイドによってレンズを18~30mm繰り出せるため、撮影倍率を変更できます。「ライカ マクロ・エルマー M f4/90mm」併用時は、同レンズを沈用してピントを無限遠に合わせて撮影することも可能です。
また、新しいロック機構を採用しており、「ライカ マクロ・エルマー M f4/90mm」を取り外すことなく最短撮影距離0.41m(撮影倍率1:2)から無限遠に設定して撮影できます。
「ライカ マクロ・アダプター M」は他のMレンズと併用することも可能で、クリエイティブな作画の可能性とルポルタージュの表現の幅を広げます。
焦点距離が50mm以上のレンズでは最大撮影倍率が1.2になり、広角レンズでは最大撮影倍率が1:2より大きくなります。また、焦点距離が短いレンズほど彼写体により近づいて撮影できます。焦点距離が28mm、35mm、50mmのレンズと併用すれば一層魅力的な描写が実現できます。これらのレンズを用いて夜写体に近づいて撮影すると、遠近感が強調されて歪みが生じるほか、ピントの合う範囲が非常に狭くなります。なお、これらのレンズは、マクロレンズとは異なり、接写時の描写性能を踏まえて設計されているわけではないため、接写時は1〜2段階絞り込んで撮影することをおすすめします。また、焦点距離が28mm未満のレンズは、正しくピントを合わせるためには被写体に極端に近づかなければならないことから、「ライカマクロ・アダプターM」との併用はおすすめできません。