ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.
浅い被写界深度でも優れた描写性能
「ノクティルックス」の名は、50年以上にわたり卓越した技術と強く結び付いています。技術的に可能な限界に挑戦し続けているこのレンズは、ドイツの機械・光学技術の優れた品質を基盤としています。
新しい「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」は、非常に浅い被写界深度でも優れた描写性能を発揮し、ライカならではのソフトなボケ味を表現できます。
独自の光学設計により、背景をぼかして被写体をディテールまで緻密に際立たせるなど、個性のある写真に仕上げることができます。焦点距離は75mmで、自然な色合いのポートレート撮影に大変適しています。また、レンズアダプターを使用することにより、ライカSLに装着することも可能で、440万ドットの高解像な電子ビューファインダーでピント合わせを正確かつ快適に行えるようになります。
※こちらの商品は12か月間保証期間延長サービス対象製品です。
ご購入後3か月以内にライカアカウントに製品登録をしていただくと、保証期間を1年間(12ヶ月)延長することができます。さらにLFIマガジンのデジタル版3号分を無料でご覧いただける特典もついています。
ライカ ノクティルックス M f1.25/75mm ASPH. サンプルイメージ
特長
「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」のレンズ構成は6群9枚です。そのうち2枚は非球面レンズで、フローティング方式を採用しており、無限遠から0.85mの最短撮影距離まで、画面全体にわたり卓越した描写性能を発揮します。
明るさを特徴としているこのレンズの最短撮影距離は0.85m、最大撮影倍率は1:8.8で、ポートレート撮影や接写で威力を発揮し、11枚の絞り羽根によって調和のとれたソフトなボケ味を生み出します。
また、ほこりから守り、反射や迷光を抑える、ロックタイプのレンズフードを付属しています。「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」は高い解像性能を備えており、画素数の少ないセンサーで撮影した画像をトリミングする場合でも優れた画質を保ちます。
洗練されたデザイン
「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」の特長は、その優れた技術的特性だけでなく、洗練された外観と優れた操作感、卓越したクラフツマンシップ、そして重要な機能を追求したライカ製品ならではのデザインが、このレンズに強い印象をもたらしています。
伝説的なマスターピース
絞り開放から発揮する高い描写力やライカならではのボケ味を実現する「ノクティルックス」の名は、半世紀以上にわたり優れた光学設計の象徴となっています。
「ノクティルックス」シリーズの第1号である「ライカ ノクティルックス f1.2/50mm」は1966年にフォトキナで初公開され、その画期的な光学特性で来場者や報道関係者を驚かせました。2008年に登場した「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」は今もなお世界最高峰の明るさを誇る非球面レンズとしてその名が知られていますが、これに続く「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」は、先行モデルよりも開放絞り値が少し大きくなり、絞り開放を実絞りとして設定できるようになりました。
「ライカ ノクティルックスM f1.25/75mm ASPH.」は、「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」とともにレンズの新シリーズの筆頭とも言えるレンズで、どちらもF値を大きく開いた状態、つまり絞り開放を含め、あらゆる絞り値で優れた描写性能を発揮し、独特な美しさを表現できます。
レンズ構成 | 6群9枚 非球面レンズ 2枚 |
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距離計連動範囲(m) | 0.85 ~ ∞ |
フィルター径 | E67 |
絞り | クリックストップにより設定(1/2ステップ) |
最小絞り | F16 |
絞り枚数 | 11枚 |
レンズマウント | ライカMバヨネット、デジタルMカメラ識別6ビットコード付 |
レンズフード | 収納式のレンズフードを内蔵 |
カラー | ブラック |
先端からバヨネットフランジまでの長さ | 約 91mm |
最大径 | 約 74mm |
重量 | 約 1055g |