ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.
ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.

First Impression



「ライカSLシステム」のラインナップを拡充する新レンズとして、きわめて軽量・コンパクトなデザインが特長のレンズ「ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」と「ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.」が登場しました。光学系に非球面レンズを採用したこれらのレンズは、コンパクトなデザインを維持しながらも優れた描写性能を実現しています。非常に使い勝手がよく、通常の撮影はもちろん旅行など特別なシーンにも最適なレンズです。開放絞り値はF2と明るく、「ズミクロン」シリーズ特有の浅い被写界深度を生かした印象的な描写を実現。フォーカスリングにはリニア制御を採用しており、きわめてスピーディーかつスムーズで高精度なピント合わせが可能です。

「ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」は、風景の撮影からストリート撮影、ルポルタージュまで、幅広い用途で活躍します。また、わずか0.25mという最短撮影距離を生かして新たな表現の可能性も追求できます。「ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.」もオールマイティなレンズで、特に旅行やイベント、ポートレート撮影に適しています。

今回、これら2本のレンズと「ライカSL2」とを組み合わせて、東京の街を歩きながら切り撮った作例を紹介します。


使用機材:
ライカSL2」 「ライカ ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」 「ライカ ズミクロンSL f2/50mm ASPH.



ライカSL2+ズミクロンSL f2/35mm ASPH.
F8・1/20秒・ISO100・-0.6EV


ライカSL2+ズミクロンSL f2/50mm ASPH.
F8・1/100秒・ISO400・-0.3EV


見上げた先に広がる構造物が規則的に連なる美しい世界。普段は広角レンズで引きの構図になってしまうことが多い屋内の広い空間を、「ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」と「ズミクロンSL f2/50mm ASPH.」それぞれのレンズで構図を決めて撮影。構造物を部分的に切り撮ってみるのも面白い。
約4700万画素の高解像度を誇るフルサイズセンサー搭載の「ライカSL2」と組み合わせた撮影では、鉄骨やワイヤーの線(ライン)までもが必要十分なレベルの解像感で描写することができた。


ライカSL2+ズミクロンSL f2/50mm ASPH.
F3.2・1/2秒・ISO50・-1.6EV


ゆっくりと日が傾いてくる時間帯、車のテールライトと奥の歩道付近にピントを合わせて撮影。1/2秒のスローシャッターで車の軌跡をおさえつつ、開放に近いF値3.2で撮影することで奥行きもしっかりと表現できた。


ライカSL2+ズミクロンSL f2/50mm ASPH.
F3.5・1/13秒・ISO400・-1EV


しっかりと頭を守ってくれそうなヘルメットが際立つ1枚。
近接距離の撮影でもボケ味を演出できるズミクロンSLレンズの特性を意識してシャッターを切る。


ライカSL2+ズミクロンSL f2/50mm ASPH.
F2・1/640秒・ISO400・-1EV


夕暮れ時の街灯が演出する世界を切り撮りたくて、ひんやりとしてきた空気を感じながらファインダーを覗く。硬すぎない描写を表現するために、絞り開放で撮影。


ライカSL2+ズミクロンSL f2/50mm ASPH.
F2・1/80秒・ISO400・-1.6EV


イルミネーションが煌めく頃。絞り開放での近接撮影では、質感の表現とボケ味の割合がポイントとなる。アウトフォーカスの抜けた感じが美しく表現できた1枚。


ライカSL2+ズミクロンSL f2/50mm ASPH.
F2・1/80秒・ISO400・-1.6EV


窓の奥に見える照明を意識して撮影。フォーカスも早く、狙ったポイントに瞬間的にピントを合わせて撮影することができる。


ライカSL2+ズミクロンSL f2/35mm ASPH.
F2・1/30秒・ISO400・-1.6EV


ライカSL2+ズミクロンSL f2/35mm ASPH.
F2・1/160秒・ISO400・-0.6EV


ライカSL2+ズミクロンSL f2/35mm ASPH.
F2・1/160秒・ISO400・-1.6EV


ライカSL2+ズミクロンSL f2/35mm ASPH.
F2・1/15秒・ISO400・-1EV


ずっと気になっていた東京駅のすぐ近くにあるKITTE 4F旧東京中央郵便局長室。当時の様子に思いを馳せながら、ゆっくりと静かに切り撮っていく。
照明が薄く、こぢんまりとまとまった局長室の空間は、普段ならワイドなレンズを使用したい気持ちになるけれど、今回はあえて「ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」を選び、長年愛され続けてきたであろう歴史を感じ取れる貴重な「もの」に焦点をあてて切り撮った。歴史のあるズミクロンの描写によって、同じく歴史のある局長室の雰囲気をそのままに、ライカの世界観を表現できた。


単焦点レンズのハンドリングの良さは、組み合わせるボディとの重さのバランスも重要になる。「ズミクロンSL f2/35mm ASPH.」と「ズミクロンSL f2/50mm ASPH.」のレンズ重量は他のSLレンズと比較すると納得の軽さでありながら、ライカらしい深みのある描写や雰囲気を表現できるレンズだと感じた。軽量、コンパクトでありながら、F値が2.0と明るいこれらのレンズは、ストリート、ルポルタージュ、旅行やイベント、ポートレート撮影とオールマイティに使用できるので、普段使っているレンズのサポートとしてはもとより、メインに使用するレンズとしてもお薦めしたい。


Photo by Leica Camera Japan Product Trainer




ズミクロンSL f2/35mm ASPH.

風景撮影からストリート撮影、ルポルタージュまで、幅広い用途で活躍します。また、わずか0.25mの最短撮影距離を生かして表現の新たな可能性も追求できます。Lマウントカメラと組み合わせても“Made by Leica”らしい卓越したクオリティの静止画と動画が撮影できます。また、光学系に非球面レンズを採用しています。これにより、コンパクトなデザインを維持しながらも優れた描写性能を実現しています。

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ズミクロンSL f2/50mm ASPH.

オールマイティなレンズで、特に旅行やイベント、ポートレートで威力を発揮します。Lマウントカメラと組み合わせても “Made by Leica” らしい卓越したクオリティの静止画と動画が撮影できます。また、光学系に非球面レンズを採用しています。これにより、コンパクトなデザインを維持しながらも優れた描写性能を実現しています。

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ライカSL2

新時代を切り拓いたライカSL の次世代モデル。ライカの新たな象徴となる革新的なミラーレスシステムカメラ
「ライカSL2」は、先進の技術によってカメラとしての性能をさらに向上させるとともに、製品としての品質をさらに高めています。加えて、エルゴノミクスデザインをさらに追及し、操作する喜びが感じられるカメラに仕上げています。

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