Capture Oneとの提携を開始 ーライカS3とライカSL2の「Capture One Pro 21」によるテザー撮影が実現ー

ライカカメラ社は、デンマークの画像処理ブランドCapture Oneとの提携を開始しました。これに伴い、ライカS3とライカSL2は、Capture Oneの最新ソフトウェアCapture One Pro 21を利用し、ケーブルを介したテザー接続が可能になりました。テザー撮影では、画像をパソコンに直接送信したり、カメラをパソコンから操作したりすることができます。

ライカS3およびライカSL2のユーザーはCapture One Pro 21の高性能な写真編集ワークフローを活用することで、これまでにないクリエイティブな表現が可能となります。

本提携に伴いCapture One Pro 21で作成されるプロファイルは、それぞれのカメラに合わせて正確に調整されるため、最適な画質が保証され、ライカカメラの各機能を最大限に活用できます。Capture One Pro 21は、強力なカラーエディタツールと共に、撮影者の要望に応えてくれる使いやすいユーザーインターフェイスを搭載しています。

また、本ソフトの新バージョンには、改善されたインポートオプション、シンプルなブラシツール設定、およびコントラスト変更の際のカラーシフトを防ぐ新しいPro Standardカラープロファイルが含まれています。

Capture Oneは12月10日に、ライカS(Typ 007)およびライカSL(Typ 601)に対応するアップデート版をリリースします。なお、ライカカメラへのライブビューサポートは2021年に追加される予定です。さらに、ライカS(Typ 007)には、ライカの一般的なDNGプロファイルサポートが提供され、Capture Oneの完全版は2021年に追加される予定です。